ベトナムお役立ち情報コラム
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ベトナムは、1986年以降、開放・刷新(ドイモイ)政策による市場経済化政策の推進を梃子として、国内経済の改革と発展を図り、過去10年間、年平均7〜8%の高い経済成長を達成している。
この背景には、中国南部・アセアン経済圏のほぼ中心に位置するビジネス展開上の地理的優位性、政治の安定と、近隣諸国でインドネシアに次ぐ約8000万人の人口からなる消費市場の成長性、勤勉かつ安価で豊富な若年労働力等が、投資先としての大きな潜在力となっており、特にここ数年は、中国一極集中リスクの回避先として、ベトナムへの投資が大きな注目を集め、活発化している。
ベトナム政府も、国内経済の発展における外国投資の必要性、貢献を高く評価、その政策的な投資誘致努力の証として、未だ十分とは言えないものの、ここ10年間に亘り積極的なインフラ整備拡充を推進してきており、現在最終段階にあるWTO正式加盟に向けて、その最低必要基盤は整ったと言える。今後は、ソフト面での投資環境改善、具体的には、経済・民事・税関係法の整備、証券・不動産市場の整備、サービス分野への外資誘致等、貿易・投資の自由化を目指した市場管理体制の整備を積極的に推進していくことが不可欠と言える。中でも、国民と企業へのサービス向上、外資を含む民間企業の努力・活力が活かされる包括的な制度作りを通して、汚職などに対する厳格な対処が求められている。
対外関係改善の観点からは、2005年6月、ファン・バン・カイ首相(当時)は、ベトナム戦争終結30周年・米越国交樹立10周年を期に、ベトナム戦争終結後、首相として初めて米国を訪問した。その首脳会談の席上、ブッシュ大統領はベトナムのWTO加盟への支持を表明するなど、かつての敵国から「協力パートナー」へと関係改善が図られた。
また日本との関係も、投資認可段階での内国民・最恵国待遇等を含む「日越投資協定」発効
(2004年)に続き、ベトナムに於けるビジネス上の諸問題を解決し、投資環境を改善するため、日越共同イニシアティブという枠組みのもと、民間企業の積極的な意見をベースに、より良い投資環境を構築しようとする作業も進捗している。
更に、「自由貿易協定(FTA)」を核とする経済連携協定の交渉開始でも合意するなど、日本は、貿易・観光両面においてその関係をより緊密化することを期待されている。上述したようなインフラ、知的財産権保護等の面での課題も多いものの、ベトナムは、自由化によるビジネスチャンスの拡大が期待できる、将来的には、アセアンの中核拠点になる可能性をも秘めた、魅力ある国の1つであると言えよう。
ベトナム国会は、2006年6月27日、大統領(国家主席)、首相、国会議長の人事を決定、新首相に南部出身で過去20年間で最年少のグェン・タン・ズン氏を任命した。新首相は、経済社会発展5ヵ年計画の下で持続的な経済発展を目指すほか、「汚職、浪費、官僚主義の防止に対し、断固たる措置をとる」と所信を表明していることから、WTO加盟、APEC開催を通じた市場開放、経済統合、国際化の推進が大いに期待されるところである。
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<査証>
●査証免除
15日以内の観光、商用目的の入国は査証不要(2004年1月より)。但し、出国用の航空券所持が必要です。
(滞在延長)
査証免除で入国後に滞在延長できる場合は、ベトナムの会社・組織・個人を通じて公安省・出入国管理局または外務省の領事局・儀典局に申請する場合のみで、正当な理由があれば新規査証の
発給、あるいは滞在期間を延長することができます。
●入国査証
■観光査証
◆シングル査証(1ケ月、2ケ月、3ケ月)の3種類
◆マルチプル査証(1ケ月、3ケ月、6ケ月、1年)の4種類。(申請手続き)
在日大使館のシングル査証1ケ月の発給料金は3200円。
マルチプル査証は、申請が2回目以降の人が対象となります。
発給料金は、1ケ月マルチ4000円、3ケ月マルチ6000円、6ケ月マルチ8000円、1年マルチ12000円。
在日大使館での査証発給には数日かかります。必要書類は申請書、写真1枚、パスポート。
尚、大阪領事館でのシングル査証1ケ月の発給料金は3000円、所要日数は10日間前後と、
大使館での発給と多少異なりますので領事館にお問い合わせください。
(滞在延長)
1ケ月シングル査証で入国した場合、1ケ月の延長が2回まで可能です。旅行会社に依頼すれば簡単に延長できるようですが料金は会社によってまちまちです。また6ケ月マルチプル査証で入国した場合は、原則最大4回の更新と2年6ケ月までの累積滞在が可能ですが、事情により許可されない場合もありますのでご注意下さい。
■商用査証
商用の場合は6ケ月のマルチプル査証が発給されます。発給にはインビテーションが必要です。
(インビテーションと申請手続き)
1.商用査証申請者の氏名・生年月日・職業・旅券番号と有効日・国籍・入国日時・入国場所等
の情報を元に、ベトナム企業が招聘状を作成し入国管理局に招聘許可を申請する。
2.入国管理局は約1週間で承認。承認後、在日大使館にテレックスで通達する。
3.商用査証申請者は、ベトナム企業から知らされたテレックス番号とパスポート、写真1枚、
申請書を在日大使館に提出することで査証が発給されます。
●天候
ハノイ等の北部には四季があり、冬には厚い上着が必要なくらい寒いこともあります。
ホーチミン等の南部の気候は雨季と乾季で、雨季は5月頃〜10月頃。気温は23〜34℃と日本の8月と同じ位。この時期の降水量は日本の2倍くらいでほぼ毎日、夕方に激しいスコールが降ります。旅行の服装はTシャツ、ポロシャツ、下は短パンも可です。でも飛行機の中やホテルの部屋、移動の車の中はエアコンが効いていて涼しいので、長袖の上着を1枚準備するといいでしょう。街の歩道にはお店の一部がせり出したり、足元に食べかすやゴミがちらかって汚い場所もあります。また、ホテル以外のトイレは床がびしょびしょに濡れていたりしますので、靴を選ぶときにはちょっとご注意を。街の中心だけの散策ならサンダルで大丈夫です。日中は日差しが大変強いので、女性は日焼け止めや帽子をお忘れなく。水道水は飲めませんが、ミネラルウォーター等がどこでも簡単に手に入ります。
●電圧
電気製品を持って行かれる場合、電圧は220V(日本は100V)ですのでご注意下さい。
また、プラグ(コンセントの形)もホテルや建物によって違います。アダプターの貸し出しをしているホテルもありますが、せっかく持ってきても使えない場合があります。最近はいろいろな形(四角が2つ、四角が3つ、丸が2つ、丸が3つ、等)に対応できるプラグセットが旅行用品店で売られていますのでそれをお求めになると便利です。
●通貨
ベトナムで使える通貨は、米ドルとベトナムドンです。現金をお持ちになる場合は日本円でも米ドルでも、ホテルや市内の銀行・両替所でベトナムドンに替えることができます。
(レートの悪い両替所にはお気をつけ下さい。)
店舗によりますが、中心部のホテル、レストラン、ショップではクレジットカードが使えるお店も多いです。
●タクシー
ホーチミンやハノイなどの都市部での移動はタクシーが便利。しかし、メーター式の普通のタクシー会社や白タクが入り混じっており、普通のタクシーでも遠回りをしたり(特にハノイ)荒っぽい運転をするタクシーも多くありますので、大手のタクシー会社をお勧めします。
比較的まともなタクシー会社は、ホーチミンではVINA TAXI(黄色の車体)・M(MAI LINH) TAXI(緑の車体に緑の天井灯・白の車体に緑の天井灯)・VINASUN(白の車体に濃い緑の天井灯)・SAIGON TOURIST TAXI(赤の車体に白の天井灯)・SASCO TAXI(空港から) 等。
車体に会社名・電話番号が入っているのでわかりやすい。
ハノイではTAXI CP(白の車体に黄色の天井灯)・HOAN KIEM TAXI(白の車体に黄色の天井灯)・HANOI TAXI(白の車体に黄色の天井灯)・TRIEU QUOC DAT TAXI(赤の車体に黄色の天井灯)・AIRPORT TAX(空港から)・NOIBAI TAXI(空港から)等。これら以外にも新しいタクシーがお目見えしているようですが、いずれにしても車体に大きく会社名が表示されている車を選ぶようにしましょう。
一方、天井灯に“METER TAXIとしか書かれていないタクシーは、白タクである場合が多く、トラブル(メーターに仕掛けをされていたり遠回りをする等)が多いので使用しない方が安全です。よく見れば車体に会社名が入っていないので注意して利用して下さい。
また、忘れ物やトラブルのために車体番号を覚えておくと便利です。ダッシュボードの上の運転手のカード上やフロントガラス・リヤガラス等に表示されています。タクシー会社に問い合わせる際にこの車体番号でどのタクシーに乗ったのかがわかります。
その他移動手段としてバイクタクシーやシクロが有ります。歩いて観光している時等に、日本語で声をかけてきたりしますが、トラブルが大変多いので利用する場合は十分に注意し、事前の料金の取決め等、納得した上でご利用になられることをお勧めします。
■タクシーの乗り方
ベトナムのタクシーの停め方は日本と同じ。道端で手を揚げれば車を寄せてくれます。日本の様に自動ドアはありませんのでドアの開閉はセルフサービスで。乗ったら、行き先を告げメーターをきちんと作動させているか確認しましょう。言葉が通じない時のために、行き先の住所(番地と通りの名前)をメモして持っていると便利です。ホテルの名前でも、聞き間違われる時があるのでよく確認してください。メーターが壊れている場合は、降りる事をお勧めします。
料金は会社によって多少異なりますが、初乗りが9.000ドン〜15,000ドン(ハノイでは6,500ドンから始まる会社もある)といったところで、市内の移動であれば大体12,000〜40,000ドンくらいで足りると思われます。
精算の際は必ずメーターを確認しましょう。ベトナムのメーターは100の位までは表示されていません。例えば15,000ドンの場合150と表示されています。また、運転手は釣り銭を持ち合わせていずお釣りを貰えない事も多いので、タクシー用に千ドン〜2万ドンまでの細かいお金を持っていると便利です。
<病院>
●ハノイ
1.Hanoi French Hospital(ハノイ・フレンチホスピタル)
住所:1Phuong Mai, Hanoi
電話:04-5740740 日本語専用デスク:04-5760508
内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、循環器科、脳神経外科、泌尿器科、精神科、歯科、眼科、耳鼻科、皮膚科および救急外来があります。24時間救急対応。
フランス資本による運営でフランス人主体の外国人医師とベトナム人医師が診療に従事しています。日本人医師・看護師はいませんが、日本人通訳がおり上記専用デスクに連絡すれば日本語による案内が受けられます。
2.International SOS−Hanoi(ハノイ・SOSクリニック)
住所:31 Hai Ba Trung, Hanoi
電話:04-9340666 緊急時:04-9340555
内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、眼科、耳鼻科、皮膚科、歯科の外来があります。24時間救急対応。
国際保険会社が運営2床の短期入院用ベッドがあり短期間の経過観察や緊急移送までの待機が可能です。簡単な外科処置は可能ですが、大きな手術はできません。欧米人医師とベトナム人医師のほか日本人の医師、看護師、通訳が各1名います。
3.Hanoi Family Medical Practice (ハノイ・ファミリーメディカルプラクティス)
住所:Building A1 Kim Ma Rd. Hanoi
電話:04-8461748 / 9 緊急時:090401919
内科、外傷外科、小児科、産婦人科、歯科の外来があります。24時間救急対応。
外資系のプライベート・クリニックで、2床の短期入院用ベッドがあり、短期間の経過観察や緊急移送までの待機が可能です。欧米人医師とベトナム人医師のほか日本人医師1名が診療に従事しています。
●ホーチミンシティー
1.Franco-Vietnamese Hospital(フランコベトナミーズ病院)
住所:6 Nguyen Luong Bang, Tan Phu Ward, District 7, HCMC
電話:08-4113333
内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、循環器科、泌尿器科、歯科、眼科、耳鼻科、腫瘍科などがあります。24時間救急対応。
病床数は200。その他ICU、血液銀行、CTスキャン、超音波診断装置、マンモグラフィー、ガンマーカメラ、リニヤックなどの設備があり、ICU機能の付いた近代的な救急車が3台待機しています。フランス資本による運営で、フランス人を主体とする外国人医師とベトナム人医師が診療に従事しており、日本語通訳(ベトナム人)もいます。
2.Ho Ci Minh Family Medical Practice(ホーチミン・ファミリーメディカルプラクティス)
住所:34 Le Duan Street, District 1, HCMC
電話:08-8227848 , 091-3234911(日本語ホットライン)08-8221919
ファックス:08-8227859
内科、外傷外科、小児科、婦人科、泌尿器科、精神科、歯科の外来があります。
24時間救急対応。
3床の短期入院用ベッドがあり、短期間の経過観察や緊急移送までの待機が可能です。外資系プライベート・クリニックで、医師は欧米人、イスラエル人、オーストラリア人などです。日本人医師1名、日本人スタッフがいます。
3.Columbia Gia Dinh International Clinic(コロンビア・ザーディンクリニック)
住所:1 No Trang Long , Binh Thanh Dist.
電話:08-8030678
内科、小児科、外科、産婦人科、泌尿器科などの外来があります。24時間救急対応。
3床の短期入院用ベッドがあります。米国資本(Columbia-Asia Vietnam Health Care)による運営で、医師は欧米人医師とベトナム人医師が半々です。分院のSaigon Clinic(住所:8 Alexander de Rhodes, Dist. 1, HCMC 電話:08-8654025)には日本人看護師が1名います。
4.International SOS−HCMC(ホーチミン・SOSクリニック)
住所:65 Nguyen Du District 1, HCMC
電話:08-8298520
内科、外科、小児科、整形外科、産婦人科、耳鼻科、皮膚科、歯科の外来があります。24時間救急対応。
3床の短期入院用ベッドがあり、短期間の経過観察や緊急移送までの待機が可能です。簡単な外科処置は可能ですが、大きな手術はできません。国際保険会社の運営で、欧米人医師、ベトナム人医師のほか日本人の医師および通訳が各1名います。
5.International Medical Centre(インターナショナル メディカル センター)
住所:520 Nguyen Tri Phuong Dist.1
電話:(08)8654025
国立病院。小児の心臓専門病院ですが、外国人のために国際診療部を設けています。内科、小児科、外科、産婦人科、歯科、泌尿器 科、眼科、耳鼻咽喉科などがあります。日本人スタッフはいません。24時間救急対応。
6.Koseikai Dental Office Saigon(厚誠会歯科)
住所:Saigon Tower, 29 Le Duan St. District 1, HCMC
電話:08-8235918
日本資本の歯科クリニックで、日本水準の歯科治療が受けられます。ベトナム人歯科医師のほか日本人の医師、歯科衛生士が各1名います。ベトナム人医師はすべて日本で研修を受け日本式の治療に習熟しています。
●ハノイ
在ベトナム日本大使館:27 Lieu Giai st
TEL 8463000 (平日8:30-12:00,14:00-17:00)
ハノイ警察 :87 Tran Hung Dao st
TEL 113
9423076(代表)
9396777(英語可・24時間緊急)
●ホーチミンシティー
日本総領事館 :13-17 Nguyen Hue st Dist 1
TEL 8225314 (平日8:00−12:00、13:15−17:00)
ホーチミン警察:268 Tran Hung Dao st Dist 1
TEL? 113
8398882
9201796 (英語可・24時間緊急)
ベトナム株式について...
昨年まで活況を呈していた世界の株式市場は、原油価格の高騰、北朝鮮のミサイル発射に伴う地政学的リスクの増大、米国経済の減速懸念等から、今年に入ってから、日本市場を中心に、不安定な動きを示している。この様な世界情勢の中で、所謂BRICs諸国や南アフリカを中心とするエマージング・マーケット(新興市場)が、将来性を買う、分散投資の観点から、大きな注目を集めている。
アジアの新興市場の中では、世界2大人口大国である中国やインドの市場がかなり以前から関心を持たれているが、ベトナムの証券市場も、その株価指数が国内最大のミルク会社上場を契機に年初の3ケ月間で80%上昇したことや米Fortune誌でその収益性が高く評価された(2000年4月)ことから、最近、とみに注目を浴び始めている。ベトナムでは、ホーチミン証券取引所(HSTC)が2000年に、ハノイ店頭市場(HASTC)が2005年に開設され、2006年5月現在、それぞれ36銘柄、10銘柄が上場されている。とはいえ、その時価総額は極めて小さく、両市場を合わせても、日本の中規模企業一社分位、一日の平均取扱高も5億円弱というのが現状である。ただ、上場予備企業群を中心に、上場前株式の相対取引が活発化、その時価総額は、上場時価総額に匹敵する規模にまで育ってきており、上場企業数は、今年度末には、100社を超え、2007年末には、150社を超えると予想されている。
ベトナムは、世界第14位8000万人を超える人口を有する、天然資源に恵まれた国であるが、2000年以降、経済活性化及び資本市場の育成を図るべく、エンタープライズ法施行による国営企業の民営化(2006年末迄に、累計3700社強が民営化される予定)、預金保険の導入や数次の金利自由化政策が実行され、これらが輸出増とも相俟って、年率8%を超える経済成長を成し遂げ、WTO加盟も目前に迫ってきている。更に、人口の半数が20歳以下で今後毎年約140万人が労働市場に新規投入されることや日系・欧米主要企業のチャイナ・プラス・ワン戦略の本格化による大規模な直接投資増、2006年ベースで48億米ドルと推定される海外在住越僑からの資金送金が好循環で作用し、経済発展を加速させ、株式市場にも活況をもたらすことが期待されている。
上述した様な状況を背景に、日本でも、ベトナムで運用する投資信託販売説明会が開催され、また、株式売買口座を開設する為のツアーを企画する会社も出てくるなど、ブームとも言える様な状況となっている。関心のある方は、あくまでも自己責任で、ベトナム株式への投資を検討してみるのもよいのでは?



